
今回は打撃でのパンチ力が光る、#26 山口心誠(長崎北)を紹介します。
彼は今春では長大の起爆剤として幾度とチームに流れを引き寄せて来ました。
主に代打の切り札として「ここぞ」の場面での起用がされるチームに必要不可欠な存在です。
佐世保球場で行われた折尾愛真戦では0アウト満塁で代打として起用され、フルカウントから四球を選びました。
このように彼は選球眼の良さ、そして勝負所での集中力が持ち味となっています。
そんな彼ですがとんでもない鉄人エピソードがあるのです。
それは11月に行われたインカレ、九州共立大学との試合。1打席目、2打席目と右肘に死球、右膝に自打球と満身創痍で試合に出場していました。チームも好投手相手に無安打と完璧に抑え込まれてしまいます。ですが山口が悪い雰囲気を断ち切るように右中間へ3ベースヒットを放ったのです。ですが審判はタッチアウトの判定。ベンチはなんのことだかわかっていませんでした。
本人に聞いてみると「ベースの踏み忘れ」によるものだと言ってきました。よくよく話を聞いてみると「自打球で足の感覚がなく、ベースを踏んだかもわからない」とのこと。これは試合中にも関わらず、ベンチ全員で腹を抱えて笑ったことを今でも覚えています。
おっちょこちょいな山口ですが、それ以降、反省したのか、打席ではフットガードを装着しています(笑)
新人戦では兄貴譲りのチャンスに強いバッティングを見せてほしいですね!
山口の選手プロフィールは下のリンクから!
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